バッチモニタチングシステム概要
バッチの監視は安定した操業の為の欠かせない要素の1つです。
本ソフトウェアではカメラで撮影されたガラス炉内のバッチパターンをデジタル化させ、バッチに関する情報を数値化して管理する事が可能になります。
また、右図の様に炉内に任意のバッチラインを設定し、そのラインを越えてくる溶け残ったバッチ山がある場合はアラームを鳴らすなどの機能もあります。
本ソフトウェアは以下の情報を提供:
・バッチ分布
・バッチ占有率
・バッチ外縁
・危険なバッチ山のポジション
・事前に定めたチェックラインを超えたバッチ(アラーム)
システムのメリット
フロート窯でのメリット
- バブラーのポジションとサイズを検出
- バッチの流れる方向と速度の追跡
コンテナ窯でのメリット
- ガラス面に任意のグリッド線を描き、セルの中のバッチ占有率を計算する
- バッチ山の外縁の長さを計測する
- 更にバッチの状態について評価する為にバッチ分散値(バッチ占有率÷外縁)を計算する
システムの特徴
- ガラス素地表面を自動検出
- レンズ前の堆積物(汚れ)を自動で認識
インターフェイス
- マルチスクリーンに対応
- ユーザーの要望に応じてデザイン
製品メーカー案内
Glass Service社(チェコ)
Glass Service社はガラスの受託分析や、様々なガラス溶解技術機器を製造を製造するチェコの会社です。
Glass Service社はガラス溶解の基礎技術と製造技術を組み合わせイノベーティブな製品やサービスを提供することにまい進しております。代表的な製品としては、ガラス製造技術とIoTを組み合わせたアドバンスド制御システム(ESⅢ)が注目されております。