「Rapidox II」の特長
Rapidox II (ラピドックス)はチェコのGlass Service社が製造している溶融ガラス用レドックス測定装置です。
この装置は1,650℃近辺での溶融ガラス中に含まれる酸素濃度を計測する装置です。溶融ガラス中の酸化還元(レドックス)を知ることにより、清澄効果の最適化やガラス硝子のガラスの色調を制御することが可能になります。また、回収カレットの酸素濃度を事前に計測することにより、操業の安定化を図ることが出来ます。測定した際は、1-10^-9までの数値を10分以内に出します。
ラピドックスにより、以下のようなベネフィトを受けることができます。
・製品歩止まりの向上
・回収カレットの効率的な使用
・環境汚染の低減
・エネルギー消費の軽減
ご興味のある方は是非お問い合わせくださいませ。
ガラス製造業における使用例
ガラス容器製造業
・カレットに存在する可能性のある有機物や他の汚染物質の定期検査
・測定した数値を用いてバッチレシピを最適化し、ガラス品質の向上を図る
フロートガラス製造業
・ラピドックスで測定することにより清澄プロセスと発泡プロセスの向上を目指すことができます。
ガラス繊維製造業
・ラピドックスを用いて、発泡プロセスの向上
仕様
Electrical Connections |
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Supply Voltage |
220/230v |
Supply Phase |
Single, with earth |
Supply Frequency |
50/60 Hz |
Maximum Power Consumption |
5 kVA |
Circuit Breaker Rating |
25 amps |
Computer Interface |
RS232C |
Operational Parameters |
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Ambient to |
1650℃ |
Temperature Stability |
1℃ |
製品メーカー案内
Glass Service社(チェコ)
Glass Service社はガラスの受託分析や、様々なガラス溶解技術機器を製造するチェコの会社です。
Glass Service社はガラス溶解の基礎技術と製造技術を組み合わせイノベーティブな製品やサービスを提供することにまい進しております。代表的な製品としては、ガラス製造技術とIoT(Inndustrie 4.0)を組み合わせたアドバンスド制御システム(ESⅢ)が注目されております。