バッチ最適化試験の概要
本試験ではGlass Service社製品HTOを使用した実験です。
主に以下の試験が可能となっております。
・耐火物試験:ガラス接触用の異なる材料の比較
・泡切れ試験:バッチの最適化またはいくつかのバッチの比較
・清澄試験:さまざまな圧力または大気中に様々なガスを導入して比較
・泡成長/収縮試験:溶解プロセスを通じた異なる温度と時間で
・その他:顧客の要求に基づいた他の多くの特殊テスト
例:バッチ組成の最適化
現状のバッチ組成(#1)を変更し、泡抜け(清澄効果)の改善を目的とする実験です。
以下の動画は4回実験したものを同じ時間、温度で比較できるよう編集したものです。#3が1番良いと結論づける事ができます。
例:リボイル泡の観察
この動画ではPt線が起点となり、1470℃⇒1530℃くらいから急激にリボイル泡が発生する事が分かります。
製品メーカー案内
Glass Service社(チェコ)
Glass Service社はガラスの受託分析や、様々なガラス溶解技術機器を製造を製造するチェコの会社です。
Glass Service社はガラス溶解の基礎技術と製造技術を組み合わせイノベーティブな製品やサービスを提供することにまい進しております。代表的な製品としては、ガラス製造技術とIoTを組み合わせたアドバンスド制御システム(ESⅢ)が注目されております。